チャネリングはひらめき

チャネリングは、ひらめきです。

なにかを、う～んと考えるということではなくて、ふと自然に思い浮かぶことです。

チャネリングということを意識していなくても、ふと思い浮かんだことが的を得ていたり、
なんとなく、そんな気がすると感じたことが実は正しかったりします。

それは誰にでも自然に起こることで、そのために
むずかしい呪文を唱えたり、光まばゆい幻覚を見たりする必要はありません。

強すぎるひらめきは狂気

弱いひらめきは、なんとなくそうかもと思うだけです。

強いひらめきは、しばしば根拠のない自信や幸福感を誘発して、
その内容を非常に素晴らしいと感じたり、意味もなくワクワクして
居ても立ってもいられなくなったり、そんな自分は天才じゃなかろうかと思ったりします。

さらに強烈だと、他人に強制的にでも啓蒙すべきだと確信したり、
自分は凡人かもしれないという疑念が消失したりします。

強すぎるひらめきは狂気です。のめり込むと中毒になります。
自分を見失わないように、しっかり制御できる技術を身につけることが大切です。

ハートに伝わってくるもの

チャネリングは音が物理的に、そのまま伝わってくるというわけではありません。

人によっては幻聴のように声が聞こえたりすることもありますが、
意識的かどうかかは別として、言語化したり音声化したりしているのは、
あくまで自分の頭です。

では何が伝わってくるかというと、たとえば気持ちを伝えたい衝動のようなものです。
それは理屈で導き出すものではなくて、ハートで共感することによって感じられるものです。

曖昧なものを拾い上げる

チャネリングは、感じ取ったものを言語化して表現することです。

言語化される前の思考は、漠然としていて、掴みどころのない、
不安定で曖昧なものです。なので、ふつうはあまり印象に残りません。

ほとんどは言語化される前に捨てられてしまいます。

しかし、その中には有用なものもたくさんあります。
それを拾い上げることができれば、より多くのことが分かるようになります。

ハートにふわりと花が咲く

心を閉ざして、なにかに共感することを拒絶していると、
居心地の悪い息苦しい感じになります。

こういうときは上手くチャネリングできません。

リラックスして素直に心を開いているときのほうが、自然に受け止めることができます。
ハートの感覚が開くときには、ふわりと心地よい感覚が広がります。

こういう感覚的な違いを意識するようになると、
それによって自分の状態を判断できるようになっていきます。