この訓練の目的

チャネリングと言えども、感じ取ったものを言語化するのは自分の脳です。

うまく言葉で表現するためには脳の言語化能力を鍛える必要があります。

また、きちんと制御するためには言語化に対して意識的である必要があります。

この訓練が必要なケース

チャネリングをしてみてもうまく言葉にならない、あるいは言葉になったとしても
一言二言で終わってしまって不十分だと感じるような場合には、この訓練をお勧めします。

言語化を止める訓練で、止めた状態とそうでない状態のメリハリがよく分からない場合にも、
一度この訓練をしてみるとよいでしょう。

また、チャネリングをしても記憶に残らないとか、あるいは望まないときにも
どんどんチャネリングしてしまって制御できない、などの場合にも
言語化を止める訓練と併せて有効です。

文章を音読する

文章を音読することは言語化を鍛えるのに適した方法です。
題材は小説でも、エッセイでも、新聞でも、なんでも好きなものを選んで構いません。

とにかく文章を声に出して読んでみましょう。
声を出すのが難しい場合には黙読でも構いませんが、音読のほうがより効果的です。

黙読の場合には、ただ目で文字を追って意味を理解するだけでなく、
頭の中で声にしながら読むようにしましょう。

文章を書く

文章を書くことも言語化を鍛える訓練になります。

といっても、「食事をして、昼寝をした」というような
中身のない内容ではあまり意味はありません。

ちゃんと何かを説明したり、表現したりするような文章を書くようにしましょう。
ただ書くだけでなく、人に読んでもらうことを意識して書くと効果的です。

インターネットを使えば、ブログ、掲示板、メーリングリストなど、
自分の書いた文章を読んでもらう機会は簡単に作れるでしょう。

言葉を喋る

もし文章で表現することよりも自分の声で喋って表現することに興味があるなら、
意識的に喋る機会を作ることもよい訓練になるでしょう。

もちろん、ただ雑談するのではなく、テーマを深く掘り下げて
自分の考えをきちんと伝えるようにしましょう。

もし特定のテーマについて深く議論する相手が見つからないなら、
録音しながら喋ってみるのもひとつの方法です。

また、ネットラジオやボイスチャットを活用してみるのもよいでしょう。