自我によって捨てられてしまう情報を意識的に拾い上げるには、
自我を意識的に訓練して再教育する必要があります。
一番重要なことは、瞑想して大脳の活動を低下させることでも、
自己暗示によって幻覚を作り出すことでも、肉体や精神を極限状態に
追い込んで脳内麻薬物質の分泌を促進させることでもなく、
自分の中にあるいろんな思い込みを見つめなおして、
固定観念を変えていくことです。
識閾下に自他の壁がないということは、
なかなかすぐにはピンとこないかもしれません。
何かが、ふと思い浮かんだとき、
多くの人は、それが自分自身の考えだと、とっさに思い込んでしまいます。
しかしそれは単なる思い込みに過ぎません。
その思い込みが、あなたの中に壁を作ってるものの正体です。
自分の中の心の壁について、もういちどよく考えてみましょう。
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