感覚的な表現

感覚は内面的なものを表現するための言語です。

五感のどのような感覚が、どんな内面的な感覚と結びついているかを知れば、
内面的な感覚を豊かに表現することができます。

内面的な感覚を表現することはチャネリングにとって重要です。
自分の感覚を見つめなおし、味わいなおして、表現力を豊かにしましょう。

象徴的な表現

五感の感覚だけで、すべてを表現できるわけではありません。

日常的な五感の感覚に直接結びつきにくい奥深い抽象的な感覚は、
象徴的な表現によって、ぼんやりと間接的に表現されます。

象徴的な表現は古くから神話や宗教のなかで使われており、
また心理学でも使われています。

こうした表現は、しばしば理解を超えた神秘的なものに映ります。
しかし、それらはあくまでも象徴的な表現です。

それを如何に分かりやすく具体的に表現しなおすかは、
チャネラーの知識やセンスにかかっています。

解釈には幅がある

感覚的な表現にしろ象徴的な表現にしろ、受け取ったものを
具体的な表現として言語化する場合には、解釈に幅が出てきます。

同じものを受け取っても、チャネラーによって
漠然としていたり具体的だったりします。

英語も日本語も中国語もあるというのと同じで、
表現に唯一の正解というものはありません。

占いから学ぶ

占いは、象徴的な表現を学ぶ非常に有用な方法のひとつです。

占星術、タロット、ルーン、易、数秘術など、さまざまな占いがあり、
それぞれ特徴があります。ただし、占いを学ぶことは必ずしも
チャネラーへの近道というわけではありません。

それ自体が非常に奥の深い世界なので、場合によっては遠回りにもなります。
占いを学ぶかどうかは、自分の好みや目指す方向に合わせて判断しましょう。

神秘的な表現と現実的な表現

神秘的な表現は使いやすく、知っていれば比較的容易に言語化できます。

しかしそれを知識として消化するためには、さらに解釈が必要となり、
必ずしも有用ではありません。

より消化しやすい具体的な表現をするためには、
現実的な知識や体験が必要になってきます。

重要なのは洞察力です。こうしたことに即席の近道はありません。
日々いろいろ観察し、よく考えることです。